水虫の季節到来!児浦クリニック
梅雨です。じめじめと鬱陶しい季節です。気温と湿度が上昇してくると水虫が現れます。
冬の間は治ったかのように見えた水虫も実は死に絶えておらず、「種」の状態で冬眠しているので、このくらいの季節になると「芽」を出すわけです。
草花も、暖かくなり水をやれば、発芽し綺麗な花を咲かすのと同じように、この時期に現れた水虫を放置すると足の裏にかゆい「花」を咲かすことも少なくありません。
「種」には効きにくい抗真菌剤も、発芽した「芽」には効果が期待できますので、水虫を疑った場合は、きちんと真菌検査を受け、「水虫=白癬」の診断がつけば、早めに「芽を摘む」治療が必要になります。
軽いうちなら外用薬で治りますが、ひどくなると内服治療が必要な場合も出て来ますので、足の裏の皮がむけてきたり、水疱(水ぶくれ)が出来たり、かゆみがあるようでしたら、皮膚科を受診するようにしましょう。